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いずれ訪れるその日まで-

​-Geostationary point-

2025

Sound installation

Aluminum, cymbals, electronics, resin
3000mm×700mm×700mm

 

 

この作品では、今までに自分が生きてきた時間11624日と旧山口萬吉邸九段ハウスが生きてきた時間36190日を地球の自転数に置き換え、上下のシンバルに同期し、回転させる。

生きている限り、自分の時間というものは止まらない。ふと気を抜いた瞬間に時計に目をやれば日付が変わっているように、時間は、絶えず僕の体にまとわりついていて、これまで、変わりつづける景色の中心はいつだって自分だった。

 

九段ハウスの母屋と庭の間、そこを基点に九段ハウスと自身の時間をシンクロさせる。上下につくモーターは九段ハウス、自身が今日まで生きた時間の積層を再生する。それは回転の停止と共に、いつか訪れる「その」瞬間を再現する。

さかむきの砂

会場:

kudan house 旧ガレージ・庭

期間:

2025年2月1日(土) - 2月16日(日)
 

キュレーション:岩田智哉

Photo by Misaki Yanagihara

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